環境化学物質とビタミンC。

健康を損なうものは、病気だけではありません。
私たちの環境にある化学物質が、口、皮膚、鼻(肺)から体に侵入し、蓄積され、健康に悪影響を及ぼしています。こちらでは、病気の予防に加えて体内に侵入した化学物質の体外排泄、解毒などに関係しているビタミンCの働きを紹介しています。

化学物質が体に入ると?

私たちの生活環境は、もともと天然・自然界にない化学物質が溢れています。

薬、食品添加物、農薬などは役立つものとして化学合成で作り出されたものです。
しかし、化学合成の過程などで意図せずに作り出されて、大気、土壌、河川水に撒き散らされたもの、産業界から出る廃棄物、ゴミの焼却によって発生するもの、車の排気ガスに含まれるものなど様々な有害物質もあります。

体中に、これらの化学物質が入ると、有益であろうと有害であろうと、体にもともと無い物質(非生体物質)と認識されて、体の外に速やかに排泄しようとするメカニズムが働きます。
ビタミンCは、このメカニズムに深く関わっています。

加工食品の多い食生活を考えると、食べ物から様々な化学物質が入ってきます。
最大のものは、食品添加物として加えられたもので、食品添加物は、必要なものを必要な量加えることが容認されていますが、しかし非生体物質であることは間違いありません。
農薬・ポストハーベスト農薬は、野菜や果物に残留しているものが気になりますし、酒やビールのアルコールも非生体物質なのです。
さらに、外国からの食品・食材の輸入量が増えて、不安感が広まっています。

水道水にも、殺菌に使用される塩素が含まれています。
もちろん基準値以下ですが、有害なトリハロメタンや問題の環境ホルモンなどが含まれていることがありますので、ミネラルウォーターを常用する家庭が増えています。

薬(医薬品)も殆どは化学合成されたもので、非生体物質です。
多くの人が常用し、病人や半病人にとっては、必要なものですが、それでも体にとっては非生体物質なのです。

皮膚は、外部から化学物質や刺激物が入らないように守られていますが、それでも、化粧品、シャンプー、洗剤などに含まれる防腐剤、保存料、着色料、界面活性剤などの添加物が入ってくる可能性があります。

鼻(肺)からは、大気中の放射線物質、車の排気ガス、煙草の煙、工場の煙、ゴミの焼却などに由来する有害物質が入ってきます。

全てが有害という訳ではありませんが、これらの化学物質が常に体内に入ってきます。
現代社会において生活している私たちにとって、これらの化学物質の体内侵入を防ぐことは、非現実的であり、不可能なことです。
したがって、このような環境下・状況下では、いかに体を守り健康を維持するのかを、真剣に考える必要があります。

ビタミンCで体を守ろう!

上記でも記載のとおり、化学物質が体に入らないようにすることは、非現実的で不可能なことなので、健全な生活を送るためには、体に入った化学物質と上手く付き合い、体の外に早く出てもらうことが重要なポイントになります。

体の中に非生体物質が入ると、肝臓にある薬物代謝系が働いて、すみやかに体の外に排出しようとしますが、この作用は体がビタミンCに満ちている時に効果的に働きます。
その時、体内のビタミンCが使用されて、消費されることになります。

また、ビタミンCは、有害物質に直接作用して、それを無毒化することがあります。
医師が、薬物・毒物の治療にビタミンCを使うくらいです。

現代の生活環境・食生活からすると、普段からビタミンCを十分に摂取して、薬物代謝系が効果的に働けるようにしておくことは、本当に大切なことなのです。

野菜や果物をたくさん食べることを基本に、さらにビタミンCサプリメントの助けを借りて、自分で自分の体を守ることを考えましょう。

環境ホルモンとビタミンCの関係!

環境ホルモンは、人の生殖機能と発生過程に影響すると懸念されています。

男性への影響として、精子の数の減少がいわれています。
また、精子の質について、生存率の低下、正常形の減少、運動性の低下、奇形精子の増加などが指摘され、論議されています。

女性への影響として、胎内での胎児の発育・成長、とくに受精後六週ごろからはじまる性分化がいわれています。
また、子宮内膜症との関係もいわれており、不妊の一因とも考えられています。

この他に、環境ホルモンの影響があると考えられている女性の病気として、乳ガン、子宮筋腫、膣ガンなどがあげられています。

ビタミンCは、体に入った環境ホルモンの影響を最小にすると考えられています。
さらに、ビタミンCは精子の形成に必要で、精子の数と質の低下を防ぎます。

また、女性では、排卵、受精から胎児の発育・成長、さらに出生まで、ビタミンCが関わっており、正常な経過を助けます。
ビタミンCによって、月経異常や月経困難が治ることがあります。
無月経や無排卵周期症の人にビタミンCを与えると、排卵が誘発されることがあり、排卵を誘発する薬と併用するともっと有効だといわれています。
不妊症の夫にビタミンCを与えて、受精に成功することもあります。

ビタミンCを十分に摂って、ビタミンCの働き・作用をフルに発揮させて環境ホルモンの影響を最小にすることは、男性にとっても女性にとっても、健全な子孫を残すために重要なことなのです。

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